アラは、ALAと記載されることもあり、正式には5-アミノレブリン酸という名称の成分です。
動物や植物の細胞の中にあるミトコンドリアで生産されているアミノ酸の一種で、体内の活動を活性化する働きがあります。
人間の場合、健康な人の体内ではアラが1日約600mg生成されていますが、ストレスや加齢によって減少し、必要量が満たされなくなると、基礎代謝が落ちます。
基礎代謝が落ちると、太りやすい体質になり、同じカロリーを摂取しても、エネルギーにならずに体内に蓄積されてしまいます。
逆に、適量を摂取すると特に糖代謝が高まり、例えば高血糖の人の血糖値を改善します。
最近話題のアラのクチコミ評価が高いです。
そのため生活習慣病の予防を目的として、このアラを配合したサプリメントが販売されています。
そして男女を問わず、糖尿病や高血糖の人の症状緩和に役立つと話題になっています。
特に、隠れ高血糖の諸症状を改善する作用が認められています。
アラは、赤ワインや黒酢、日本酒といった昔からある発酵食品に多く含まれています。
焼酎粕やビール酵母などにも入っています。
また植物性の食材としては、緑黄色野菜のトマトやほうれん草、ピーマンなどがアラを含みます。
動物性の食品ではイカやたこにも入っています。
しかし含まれているといっても、いずれも微量なので、必要量を食品から補うことは困難です。従って、添加物や防腐剤などが入っていない高品質のサプリメントから、摂取すると健康維持に役立ちます。
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アラは基礎代謝を高める働きがある
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